新卒でWebエンジニアになった方、これからWebエンジニアになりたい学生の方に送る必読書を紹介します。
時代が変わっても、必要な書籍を中心に紹介します。
なお、筆者自身はフルスタックで開発を行っていますが、
- フロントエンドは、Vue3
- バックエンドは、Python
をメインで扱うため、言語に関わる書籍はそれらに関連するものになります。
フロントエンド
フロントエンドエンジニアや、フロントエンドの開発に関わるWebエンジニアに読んでほしい2冊を紹介します。
1.オブジェクト指向UIデザイン
UIデザインを考えずに、作るプロダクトはどこかダサくなります。
企業によっては、専門のWebデザイナーがいたりしますが細かい変更・修正はエンジニア自身が行うこともあるため、デザインをしないエンジニアにとっても、必読の一冊です。
特に、デザインは知識を入れただけではなく、自然に使える必要がありますので、本書に付随しているハンズオンも含め、ぜひやっていただきたいです。
2.Vue3フロントエンド開発の教科書
Vueは、2系と3系があり、Composition APIやOption APIによる記法の違いがあります。
新進気鋭のVue3系・Composition APIは、Option APIに比べて書籍が少なく、その中でよくまとまっている本だと思っています。
Router, Pinia, 非同期処理等も扱っているため、現場で使える知識がよくまとまっています。
バックエンド
バックエンドエンジニア、Pythonエンジニアに読んでほしい書籍を紹介します。
3.Web API: The Good Parts
バックエンドエンジニアをやるうえで、APIに関わらないエンジニアはいないと思います。
その中で、APIについての基礎についてよく学ぶことができます。
個人的に、オライリーの書籍は読みにくいことがあるのですが、本書籍はオライリー書籍の中でもかなり読みやすいと思います。
4.テスト駆動Python 第2版
TDD(Test Driven Development)については、学べません。
pytestに関する本です。なお、pythonでユニットテストをするならば、pytest一強だと思っていますので、pytestをされる際はまずは読んでほしい一冊です。
5.テスト駆動開発
こちらで、TDD(Test Driven Development)について学ぶことができます。
原点ともいえる一書ですので、テスト駆動開発に興味を持たれた方はまずはこちらを読むことをおすすめします。
6.リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
学生時代に個人でアプリ開発をした経験がある学生に特に読んでほしい一冊です。
学生コードから卒業し、職業エンジニアとしてチーム開発を行っていくための”読みやすいコード”をどうやってかくのかそれを学ぶことができます。
エンジニア概論
具体的な技術というよりも、エンジニアとしてあるべき姿・成長の仕方等、具体的なコーディング以外についてのエンジニアに関わる書籍を紹介します。
7.達人プログラマー(第2版): 熟達に向けたあなたの旅
時代が変わっても、求められるエンジニアとして100箇条をまとめている本があります。
本書については、以前まとめたことがあるので、そちらも参照ください。
8.「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック
エンジニアは日々インプット・アウトプットが求められます。
その中で、そもそも本の読み方について考えたことがあるでしょうか?
そもそもの本の読み方を教えてくれる、一冊が本書です。
9.良いコード・悪いコードで学ぶ設計入門
ソフトウェアの設計に関わる一冊です。
下記で紹介する書籍と合わせて、もしくは自分にある一冊を読むことをおすすめします。
10.Good Code Bad Code
上記書籍と同様、設計関連の本です。
こちらは、Googleのテックリードを務めるエンジニアによる書籍で和訳がされた本です。
GIS系
11.位置情報エンジニア養成講座、位置情報デベロッパー養成講座
位置情報やGISデータに関わるエンジニアにおすすめの一冊です。
位置情報系の技術に関わる本は、本当に少なく筆者の知る限りこの本が最もよくまとめられています。
また、関連する書籍に、現場のプロがわかりやすく教える位置情報デベロッパー養成講座があります。
こちらも合わせて読まれることを強くおすすめします。
その他
12.本当の自由を手に入れる お金の大学
エンジニアとして、社会に出る人間は”お金”についても知識を深めてもらいたいと思っています。
まずは、上記1冊読み、
- 貯める力
- 増やす力
- 使う力
- 守る力
- 稼ぐ力
をつけてもらえればと思います。