Yuta NakataのBlog

Python / AWS / ITについて役立つ情報を発信します

PMTilesデータの作り方

この記事で扱う内容

  • PMTilesデータの作り方をgeojson, shapefile, .gdbファイルをインプットにして紹介します
  • 必要なライブラリのインストールコマンドも合わせて共有します

そもそもPMTilesとは?

PMTilesとは、1ファイルに全ての地図タイルを格納できる自己完結型の新フォーマットです。

簡単に言うと、

地図タイル(PNGやPBFなど)をzip的に1つのファイルにまとめて、しかもHTTPで効率的に配信できる

フォーマットです。

特徴としては、

  • 単一ファイルで完結
  • HTTP Range Requests対応
  • CDN配信しやすい

等が挙げられます。

それでは、関連ライブラリのインストールをしていきましょう。

Install

gdalをインストールする

brew install gdal

tippecanoeをインストールする

brew install tippecanoe

変換コマンド

ユースケース別にコマンドをまとめておきます。

geojsonからPMTilesに変換する形になります。

tippecanoe -o output.pmtiles input.geojson

.gdb,shapefileはgeojsonに変換する形になります

  • shapefileからgeojsonを作成する
ogr2ogr -f "GeoJSON" output.geojson <.shapefileファイル>
  • . gdbからshapefileを作成する
ogr2ogr -f "ESRI Shapefile" output_shp <.gdbファイル>

関連リンク

gdal.org

github.com