スキルとは?
エンジニアにおけるスキルとは何でしょう?
プログラミング能力があれば、すべて解決するのでしょうか?
答えは、もちろんNoです。
そもそも、スキルには、
- ハードスキル
- ソフトスキル
の二種類があることを理解する必要があります
ハードスキルは、具体的なプログラミング言語に対する習熟度ということで測りやすいスキルです。
一方で、ソフトスキルは、 論理的思考力やリーダーシップなど360度レビューなどを通じて測る必要があり、ハードスキルに比べて相対的に判断が難しい、工夫する必要があるのが特徴です。
また、私含めソフトウェアエンジニアとして新社会人になると、ハードスキルに対する研修・OJTは用意されているものの、ソフトスキルについては学ぶ機会が少なく、自分自身で学んでいく必要があります。
ソフトスキルをつけるために
そこで、本記事ではソフトスキルについて学ぶことができる書籍を紹介します。スキル自体が業務や職種に依存するものではないので、エンジニアに尖った書籍でないものも紹介します。
書籍を通じて、何がソフトスキルかを具体的に把握し、実践することでソフトスキルはすぐにも高められます。
ぜひ、少しでも学びのきっかけになれば幸いです
入社1年目の教科書
本件に関連する書籍としては、一番メジャーな本です。
一部内容が古くなっており、時代に即していない部分もありますが概ねまずは読むべき書籍としてはいいと思います。
コンサル一年目が学ぶこと 新人・就活生からベテラン社員まで一生役立つ究極のベーシックスキル30選
基礎的なスキルに加え、 普遍的なベーシックスキルについてまとめられており、その内容の普遍性は、コンサル寄りということで、どの業界・業種でも役に立てられるものです。
SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル 第2版
エンジニアに特化した書籍です。ソフトスキルのみならず、キャリア・健康、人生など広く扱っています。
内容の正当性含め、非常にいい本だと思います。
たくさん読めばいいわけでもない
上記3冊を抑えておけばよいと思います。
世の中、この手の本が溢れていますが、たくさん読む必要はありません。
同じような内容を扱っていたり、奇を衒うような内容を扱って注目を集めていますが、自己啓発と同じでコレクターになってはいけません。
大事な点は、得た知識を実践していくことです。
ぜひ、ソフトスキルを高めてもらえればと思います