Yuta NakataのBlog

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AWS Lambdaのランタイムサポートが終わるとどうなるか?

Lambdaのランタイムサポートが終わるとどうなる?

AWS Lambdaは、FaaS(Function as a Service)、サーバーレスサービスの実現において非常に重要な役割を担っています。

一方で、サポートするランタイムの変遷も早く、適宜Version Upを行っていく必要性が求められています。

そこで、今回はサポートが終わったLambdaのランタイムを使うとどうなるか?紹介していきます。

Lambdaのランタイム

近々(2024年4月現在)、サポートが終了されるランタイムは下記の通りです。

名前 廃止日
Node.js 16 2024 年 6 月 12 日
Python 3.8 2024 年 10 月 14 日
.NET 6 2024 年 11 月 12 日

サポートが終わるとどうなる?

  • セキュリティパッチの適用対象外になります。
  • 廃止から30日経過すると、関数の新規作成ができなくなります。
  • 廃止から60日経過すると、関数の更新と設定の変更ができなくなります。
  • 廃止後も、関数の実行はできます。

事前に情報を受け取るにはどうすればいいか?

  • AWS Health Dashboardから確認
  • メールを受け取る
  • AWS Trusted Advisorを確認

等があります。

非推奨のランタイムを確認する方法

下記のコマンドで一発です。

aws lambda list-functions --function-version ALL --region ap-northeast-1 --output text --query "Functions[?Runtime=='RUNTIME_IDENTIFIER'].FunctionArn"